当店では、ワンタッチテントや組立式テントなど、様々なタイプのテントを通販でご提供しております。

イベントや行事に大活躍のこうしたテントは、一体いつ頃から使用されるようになったのかご存知でしょうか？こちらでは、テントの歴史を紐解いていきます。

テントの歴史は非常に古く、旧約聖書にも登場します。昨今のテントとは異なり、使用される素材は、狩猟で得た獲物の皮でした。

遊牧民や狩猟民族が移動を前提とした簡易住宅として発明したため、軽量で強度があり、設営・解体が簡単な持ち運びタイプのものだったと言われています。

中世には、天幕が装飾の一部として広まりました。そして古代ローマ時代には軍隊用の移動用住居として使用され、テントの語源ともなった「テントリューム(軍需用テント)」が生まれました。常に死と隣り合わせの軍人にとって、テントの中だけは心休まる空間だったのではないでしょうか。

18世紀のイタリアでは、強い日差しから内部を守るために、玄関や店舗の入口にテントを設営していました。生地にはカラフルなものが使われ、外観に彩りを添えていたようです。また、道行く人の購買意欲を掻き立てる効果もあったと言われています。

テントの素材は、20世紀半ばまでコットンが主流でした。しかし、徐々にポリエステルや化学繊維が主流となり、これまでのテントとしての役目だけでなく、紫外線対策や雨除けとしても使用される機会が増えました。また、テントに使用されるフレームも軽量で丈夫なもの、耐久性の高いものへと改良されていきます。

テントは現在でも玄関や店舗の入口に天幕として、キャンプや登山時に簡易住居として使用されています。設営時間短縮に開発されたワンタッチテントの普及により、身近で使いやすいものとなりました。

また、災害時の避難住居としても使用され、心休まる空間を作っています。これから先の時代も、テントは様々なシーンで活用されていくでしょう。

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