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イベントテントの雨対策!テント設営から撤収まで、失敗しない対処法を解説
屋外イベントで雨が降ると、テント内の浸水やスタッフ・参加者の不快感など、さまざまな問題が発生します。しかし、適切な雨対策を行えば、万が一の悪天候でも安心してイベントを開催できます。
本記事では、イベントテントの防水・排水対策や安全な設営方法、運営時の注意点、撤収後のメンテナンスまで詳しく解説します。イベント成功の鍵となる「雨対策」を万全にし、快適な環境を整えましょう。これから屋外イベントで雨天に備えたテント設営をお考えの方は、ぜひ参考にしてください。
雨でも快適!雨よけイベントテントのメリット

雨の多い時期や突然の雨でもイベントをスムーズに運営するためには、テントの雨対策が必要不可欠です。テント選びにおいては、防水性能の高い素材や設営のしやすさを重視しましょう。
主にワンタッチ式のイベントテントに使われているポリエステル生地は撥水性が高いのが特徴で、雨天時の使用に適しています。さらに撥水・防水加工、シーム処理が施されているものを選ぶと安心です。
また、雨が予想される時はテントの設営・撤収のしやすさもポイントです。大型のフレームを用いる組立式テントは安定感はありますが、設営・撤収に時間がかかる場合があります。
一方、ワンタッチ式テントは簡単に設営可能ですが、耐久性や強度があるとはいえないため、イベントの規模や使用頻度に合わせて最適なテントを選ぶことが大切です。
雨の日のイベントテント設営のポイント

水はけのよい場所に設営する
イベント会場を選ぶ際、雨が降った場合の水はけにも注意を払いましょう。雨が降ると地面は水分を含み、柔らかくなります。場所によっては水たまりができ、テントが浸水してしまう恐れも。快適で安全なイベント運営のためにも、水はけのよい場所選びは重要です。
イベントテント設営に理想的な場所は、水はけがよく地面が固い砂利やコンクリートなどの場所です。土の地面は水はけが悪く、ぬかるみやすいので避けましょう。また、たとえ水はけがよくても、窪地や雨水が流れ込むような場所は避けるべきです。
万が一水はけが悪い場所しか選べない場合は、地面にシートや板を敷いて水たまりを避ける、排水溝を設けるなどの工夫をしましょう。
テントをしっかり固定して雨風への備えを万全に
雨の日のテント設営で特に気をつけたいのが、テントの固定です。ぬかるんだ地面ではペグが抜けやすく、風でテントが煽られやすくなり、テントが倒壊したり参加者が怪我をしたりする可能性もあり大変危険だからです。そうした事態を避けるためにも、ペグの打ち方や張り綱の使い方など、基本的なテント設営の技術を丁寧に行う必要があります。
ペグを打つ際は、地面に対して45度の角度で深く打ち込み、抜けにくくするのが基本です。ペグを打ち込んだ後は、軽く引っ張ってしっかりと固定されているかを確認しましょう。張り綱は、風でテントがバタつかない程度の適切なテンションを保つようにします。強風時は張り綱のテンションを強めにするなど、天候に合わせて調整してください。
雨水が溜まりにくいテントの張り方も重要です。天幕にたるみがあると水が溜まりやすくなり、テント破損の原因にもなるため、天幕はピンと張りましょう。また、テント全体に多少の傾斜をつけると雨水が自然に流れやすくなります。
横幕を有効活用し、雨風の侵入を防いで快適な空間を作る
横幕は、雨天時には横風や雨の吹き込みを防ぎ、テント内部を快適に保つために重要な役割を果たします。
長時間のイベントでは、テント内の湿度が上がりやすく結露が発生しやすいので、通気を確保することも大切です。換気口を設ける、扇風機を設置する、横幕の一部を開けておくなどして、結露の発生を抑制し、快適な空間を保ちましょう。
また、強風時は横幕が風を受けてテントが不安定になる場合があるため、テント用重りを使ってしっかりと固定するか、状況によっては横幕を外すなどの対応が必要です。
テント内のレイアウトを工夫する
雨の日のテント内では、水濡れしやすいものや濡れて困るものは、雨風の影響を受けにくい場所に配置する、床から少し高い位置に置くなどの配慮が必要です。
テントの出入り口付近は雨水が入り込みやすい場所であるため、このエリアには荷物を置かない、もしくは水濡れに強いものだけを置くようにしましょう。また、出入り口付近にマットやシートなどを敷いておけば、靴についた泥や水滴がテント内に広がるのを防げます。
イベントテントの雨漏り対策!事前準備とメンテナンスのポイント
イベントテントを雨から守るためには、事前準備と定期的なメンテナンスが非常に大切です。テントの耐用年数を延ばし、快適なイベント空間を維持するために、以下のポイントを参考に適切な対策を行いましょう。
防水スプレーを定期的に噴霧する
防水スプレーは、テント生地の表面に撥水層を作り、雨水をはじく効果を高めます。長期間保管していたテントを使用する際は事前に、またテントの使用頻度が高い場合は定期的に防水スプレーを噴霧すると、テントの防水性を保つのに効果的です。
必ず通気性のよい場所で行い、スプレー後はしっかりと乾燥させてからテントを使用しましょう。
雨対策グッズを活用する
イベントテントの雨漏り対策には、防水シートやブルーシート、レインサポートベルト、雨どいなどのグッズを効果的に活用しましょう。
防水シートやブルーシートは、テントの屋根部分全体を覆い雨水の侵入を防ぎます。テントの素材によっては縫い目部分から雨漏りが発生する可能性があるため、全面を覆うことで確実な防水対策となります。
レインサポートベルトは、テントの天井部分に設置し、雨水が溜まるのを防ぎます。雨水が溜まると、その重みでテントの破損や倒壊の危険性が高まるため、レインサポートベルトを使って安全性を確保します。
雨どいはテントの端に装着することで、屋根を伝う雨水を1か所に集めて効率的に排水し、テント周辺の水たまりを防ぎます。足元が水浸しになってしまうのを防ぐだけでなく、テント周囲の通路を確保しやすくします。
使用後は完全に乾燥させ、適切に保管する
テント撤収時には大きめのタオルを数枚準備しておき、天幕やフレームについた水分を拭き取ります。完全に乾燥させ、直射日光・高温多湿を避け、風通しのよい場所で保管しましょう。濡れたまま放置するとカビや悪臭の原因になり、テントの劣化にもつながります。
また、天幕だけでなく、フレームの手入れも忘れず行いましょう。金属製のフレームにサビが発生すると可動部の動きが悪くなり、設営や撤収に支障をきたすだけでなく、耐久性も低下します。定期的にチェックし、サビの発生を抑えるようにしましょう。
イベントテントの雨対策は株式会社オオハシテントにお任せください
雨天時でもイベントを成功させるには、イベントテントの雨対策が不可欠です。防水性の高いテントを選び、防水スプレーや雨どいなどの雨対策グッズをうまく活用しましょう。適切な設営方法を取り入れることで、悪天候時でも快適なイベント運営が可能になります。
また、使用後の乾燥・メンテナンスを怠らず適切に保管することで、次回の使用時も安心して利用できます。事前準備と定期的なメンテナンスを心がけ、雨天時でも快適なイベントを実現しましょう。
雨や風に備えて、テント用の重りを設置することもぜひご検討ください。株式会社オオハシテントでは、雨対策用の重りも取り扱っております。
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イベントテントの雨対策なら株式会社オオハシテント
会社名 | 株式会社オオハシテント |
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